インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常メールで送られます。
Windows オペレーティングシステムに Maple 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
注: MATLAB® がインストールされており、Maple と MATLAB® を接続するツールボックスをインストールしたい場合は、 Maple Toolbox のインストール を参照してください。
macOS® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常メールで送られます。
macOS オペレーティングシステムに Maple 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした Maple2024.0MacInstaller.dmg ファイルをダブルクリックし、次に Maple2024.0MacInstaller をダブルクリックしてください。
注 : MATLAB® をインストールしていて、Maple に接続するツールボックスを MATLAB® にインストールしたい場合は、Maple Toolbox のインストール を参照してください。
インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常メールで送られます。
64 ビット Linux® オペレーティングシステムに Maple 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ファイルのダウンロード先から Maple2024.0LinuxX64Installer.run を実行してください。
注 : MATLAB® をインストールしていて、Maple に接続するツールボックスを MATLAB® にインストールしたい場合は、Maple Toolbox のインストール を参照してください。
Maple 2024 を操作するには、Maple 2024 ライセンスファイルが必要です。それより前の Maple バージョンのライセンスファイルは Maple 2024 では動作しません。ライセンスファイルを取得するには、シングルユーザバージョンの Maple 2024 のアクティベーションを実行する必要があります。シングルユーザ用のインストーラを実行している場合は、インストール中にアクティベーションを行うことができます。インストール中に行わなかった場合は、次の手順でアクティベーションを実行します。
Maple 2024 ライセンスファイル (license.dat) はユーザの Maple 2024 インストールのライセンスフォルダに保存されます。アクティベーションで問題が発生した場合は、FAQ ページ (http://www.maplesoft.com/support/Faqs/Activation) を参照してください。
注 : Maple 14 以降、Maple で使用されるライセンス管理ソフトウェアである FlexNet の要件として、Linux システムが LSB 3.0 互換でなければならなくなりました。このため、いくつかの追加パッケージをインストールする必要があります。Linux 上で Maple のアクティベーションを行うときに「Error detecting HostID」というエラーメッセージが表示される場合は、適切なパッケージがインストールされていることを確認してください。
Maple 2024 インストールとライセンシングの手引き の先頭に戻る
すでにインストールしている場合は、[Maple について]の画面からシングルユーザライセンスを再アクティベーションすることができます。
ネットワークライセンスを用いて Windows オペレーティングシステムに Maple 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
注: MATLAB® がインストールされており、Maple と MATLAB® を接続するツールボックスをインストールしたい場合は、 Maple Toolbox のインストール を参照してください。
macOS® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
macOS オペレーティングシステムに Maple 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした Maple2024.0MacInstaller.dmg ファイルをダブルクリックし、次に Maple2024.0MacInstaller をダブルクリックしてください。
注 : MATLAB® をインストールしていて、Maple に接続するツールボックスを MATLAB® にインストールしたい場合は、Maple Toolbox のインストール を参照してください。
64 ビット Linux® オペレーティングシステムに Maple 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ファイルのダウンロード先から Maple2024.0LinuxX64Installer.run を実行してください。
注 : MATLAB® をインストールしていて、Maple に接続するツールボックスを MATLAB® にインストールしたい場合は、Maple Toolbox のインストール を参照してください。
注 : Maple 14 以降、Maple で使用されるライセンス管理ソフトウェアである FlexNet の要件として、Linux システムが LSB 3.0 互換でなければならなくなりました。このため、いくつかの追加パッケージをインストールする必要があります。Linux 上で Maple のアクティベーションを行うときに「Error detecting HostID」というエラーメッセージが表示される場合は、適切なパッケージがインストールされていることを確認してください。
Maple のネットワークバージョンを無人モードでインストールすることができます。Maple の無人インストールを実行するには、2 つの方法があります。
無人インストールは、コマンドラインで直接インストールオプションを指定することで、オプションファイルを使用することなく実行することができます。この方法で無人インストールを実行するには、以下の手順に従ってください。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
installdir=C:\Program Files\Maple 2024
defaultapp=1
desktopshortcut=1
shortcutname=Maple 2024
configureMATLAB=0
matlabpath=""
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : Maple2024.0WindowsX64Installer.exe ファイルが存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
installdir=<MapleRootDirectory>/maple2024
desktopshortcut=1
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : 上記の例では、<MapleRootDirectory> を Maple 2024 をインストールするディレクトリのフルパスに置き換えます。
注 :Maple2024.0LinuxX64Installer.run ファイルが存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : installbuilder.sh が存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
オプション名 | 説明 | 設定可能な値 | デフォルト値 | 利用可能なプラットフォーム |
help | 有効なオプションのリストの表示 |
|
|
|
version | 製品情報の表示 |
|
|
|
unattendedmodeui | 無人モードの UI | none minimal minimalWithDialogs | none |
|
optionfile | オプションファイルの名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
debuglevel | デバッグ情報の詳細レベル | 0 1 2 3 4 | 2 |
|
mode | インストールモード | win32 unattended (Windows); osx テキスト、unattended (Mac); gtk xwindow テキスト、unattended (Linux) | win32; osx; gtk | Windows; Mac; Linux |
debugtrace | debugtrace | 文字列 |
|
|
installer-language |
| en ja | ja | Mac; Linux; Windows |
installdir | インストールディレクトリ | 文字列 | C:\Program Files(x86)\Maple 2024 | Linux; Windows |
upgradeOrReinstall | この場所に、現在 Maple 2024 がインストールされていることが確認されました。インストールのアップグレードを行うか、再インストールする前に古いインストールのアンインストールを行うかを選択してください。[戻る] ボタンをクリックして、新しい Maple のインストールパス名を選択することもできます。 | upgrade; reinstall |
| Mac; Linux; Windows |
shortcutname | デスクトップ上のショートカット名 | 文字列 |
| Windows |
defaultapp | Maple 2024 を Maple ワークシート (.mw および .mws) およびワークブック (.maple) ファイルのデフォルトアプリケーションにします。 | 0 または 1 | 1 | Windows |
desktopshortcut | デスクトップにショートカットを作成します。 | 0 または 1 | 1 | Mac; Linux; Windows |
configureMATLAB | MATLAB® の設定(1) を有効にした場合、matlabpath オプションも設定する必要があります。 | 0 または 1 | 0 | Mac; Linux; Windows |
matlabpath | MATLAB® のインストールパス | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
defaulttoolbox | デフォルトのツールボックスは Maple または MATLAB® (インストールされた MATLAB® に MATLAB® Symbolic Toolbox™ が含まれている場合のみ有効) です。 | Maple; MATLAB |
| Mac; Linux; Windows |
licenseType | ライセンスの形態 | single; network | single | Mac; Linux; Windows |
singleOrRedundant | 単一またはリダンダントサーバ設定 | single redundant | single | Mac; Linux; Windows |
serverName | ライセンスサーバ名 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber | ライセンスサーバ上で使用するポート番号 | 数値 | 27000 | Mac; Linux; Windows |
serverName1 | ライセンスサーバ 1 の名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber1 | ライセンスサーバ 1 上で使用するポート番号 | 数値 | 27000 | Mac; Linux; Windows |
serverName2 | ライセンスサーバ 2 の名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber2 | ライセンスサーバ 2 上で使用するポート番号 | 数値 | 27001 | Mac; Linux; Windows |
serverName3 | ライセンスサーバ 3 の名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber3 | ライセンスサーバ 3 上で使用するポート番号 | 数値 | 27002 | Mac; Linux; Windows |
enableUpdates | インストール後に、定期的に Maple 2024 のアップデートを確認します。 | 0 1 | 1 | Mac; Linux; Windows |
checkForUpdatesNow | すぐにアップデートを確認する | 0 1 | 1 | Mac; Linux; Windows |
proxyServer | プロキシサーバ名。システムのプロキシサーバを使用するときは、空白のままにしてください。 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
proxyPort | プロキシサーバ上で使用するポート番号。システムのプロキシポートを使用するときは、空白のままにしてください | 数値 |
| Mac; Linux; Windows |
proxyUsername | プロキシサーバのユーザ名 (必要な場合) | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
proxyPassword | プロキシサーバのパスワード (必要な場合) | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
activate | Maplesoft 製品ライセンスをアクティベートします。 | now; later | now | Mac; Linux; Windows |
serverName | ライセンスサーバ名 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber | ライセンスサーバ上で使用するポート番号 | 数値 | 27000 | Mac; Linux; Windows |
<Maple Install Folder>/uninstall/uninstall -- mode unattended
64 ビットバージョンの Maple と MATLAB® がインストールされている場合、Maple と MATLAB® を統合するためのツールボックスをインストールできます。このツールボックスを使用すると、いずれの環境においても、Maple と MATLAB® のすべてのコマンド、変数、関数に直接アクセスすることができます。
Maple 2024 と MATLAB® との接続性は MATLAB® 2023a、2023b でサポートされています。Maple 2024 と互換性のある MATLAB® バージョンの最新情報については、http://www.maplesoft.com/products/system_requirements.aspx を参照してください。上記より古い、または新しいバージョンの MATLAB® でも動作する場合がありますが、Maplesoft による動作検証は行われていません。
Maple のインストールプロセス中に、MATLAB® がインストールされていることが検出されると、その旨がパネルに表示されます。このときに、使用したいバージョンの MATLAB® をリストから選択することで、Maple を MATLAB® に接続するツールボックスをインストールできます。または、「インストールしません」を選択して Maple Toolbox のインストールをスキップすることもできます。
MATLAB® Symbolic Math Toolbox™ がインストールされている場合は、別のパネルが表示され、Maple Toolbox か MATLAB® Symbolic Math Toolbox™ のどちらかを選択するように求められます。
Maple をインストールした後で Maple Toolbox をインストールするには、以下の手順を実行します。
MATLAB® を起動して、MATLAB® ヘルプシステムを開きます。メインの Maple Toolbox のヘルプページを開くには、[Supplemental Software] をクリックし、目次から Maple Toolbox を選択します。
Maple ツールボックスをインストールすると、Maple およびその関連プログラム (MapleSim など) でグラフィックスに関する問題が生じることがあります。これは、グラフィックスライブラリの競合が原因で発生します。この問題を解決するには、MATLAB® に同梱されているいくつかのライブラリファイルを削除する必要があります。
Linux で Maple ツールボックスを設定するには、以下の手順に従います。
cd $MATLAB/sys/os/glnxa64/
ここで $MATLAB はユーザの MATLAB® インストールディレクトリです。
rm libstdc++*
Maple 2024 においてグラフィックスの性能を最適化するには、使用しているビデオカードの最新のドライバソフトウェアをインストールすることを強く推奨します。Maple 2024 を使用する前に、このセクションの手順に従ってビデオカードのドライバソフトウェアを確認し、必要であればアップグレードしてください。
注 : この手順は、ルートユーザとして、または sudo アクセスによりログインしていることが必要となります。ネットワークコンピュータまたは共有コンピュータを使用している場合はシステム管理者に連絡してください。
01:00.0 VGA compatible controller: ATI Technologies Inc RV280 [Radeon 9200] (rev 01)
01:00.1 Display controller: ATI Technologies Inc RV280 [Radeon 9200] (rev 01)
最新のドライバがインストールされていることをウィザードが検知したら、[完了] をクリックしてウィザードを閉じてください。これでコンピュータは Maple 2024 のグラフィックスを表示できるように設定されました。
インストールされているドライバよりも新しいものが提供されていることをウィザードが示したら、画面の指示に従ってアップデートをインストールしてください。
販売元が提供する最新のドライバソフトウェアのバージョンナンバーが、インストールされているもののバージョンナンバーと一致すれば、コンピュータが Maple 2024 のグラフィックスを表示する設定が整っていることになります。より新しいバージョンがある場合は、ウェブサイトからドライバソフトウェアをダウンロードし、コンピュータにインストールしてください。
注 : Linux のソフトウェア更新ユーティリティにより自動的に検出されたソフトウェアアップグレードの利用は推奨しません。
[Software Update] ウィンドウにビデオカードの更新用ドライバソフトウェアが表示されていなければ、コンピュータに最新のバージョンがインストールされているということを意味します。これでコンピュータは Maple 2024 のグラフィックスを表示できるように設定されました。
更新用ドライバソフトウェアが表示されているときは、それを選択し、[インストール] をクリックしてください。画面の指示に従って、インストールを完了してください。
Linux オペレーティングシステムを使用している場合、もしくは Windows または macOS オペレーティングシステムを使用していて自動的に検出されたソフトウェアが正常に動作しない場合は、ビデオカード販売元のウェブサイトから最新のドライバをダウンロードし、インストールしてください。
まず、グラフィックスのハードウェアアクセラレータが有効になっているか調べてください。
グラフィックスのハードウェアアクセラレータが有効になっていれば direct rendering: Yes という行が表示されます。この行が direct rendering: No であれば、グラフィックスのハードウェアアクセラレータは無効になっています。
Linux のインストールのパッケージ管理システムから、コンピュータにインストールされているドライバを検索することができます。Linux は、ディストリビューションにより異なるパッケージ管理システムを使用しています。以下、Linux の最も使われているディストリビューション 2 つについて手順を説明します。
dpkg ベースの Linux ディストリビューション (Ubuntu など)
システムにどのパッケージがインストールされているか調べるには、dpkg -l コマンドを実行してください(最終文字は L の小文字)。このコマンドは出力結果を数行表示するので、grep コマンドで出力量を制限すると便利です。上記の例に続き、次のコマンドで NVIDIA® ドライバを探すことができます。
dpkg -1 | grep -i nvidia
ハードウェアアクセラレータ対応のドライバをインストールしてある場合、nvidia-glx-177 のような出力行が見られます。この例の場合、177 はドライバの主要バージョンナンバーで、2 列目に完全なバージョンナンバーが表示されます。たとえば、Ubuntu システムでは 177.82-0ubuntu0.1 という形式となります。
ハードウェアアクセラレータ対応の AMD® および ATI™ ドライバは、Linux では fglrx と名付けられます。たとえば、Ubuntu システムではパッケージ名は fglrx-amdcccle など、バージョンナンバーは 2:8.543-0ubuntu4.1 などとなります。
Intel® 統合グラフィックスアクセラレータハードウェアは、パッケージ名に intel という文字列か、i810 などのチップセット情報が含まれることがあります。
rpm ベースの Linux ディストリビューション (SuSE、Red Hat Enterprise Linux など)
rpm ベースの Linux システムにインストールされているパッケージを調べるには、rpm -qa コマンドを実行します。このコマンドは、コンピュータにインストールされているすべてのパッケージを列挙するので、grep コマンドを用いて検索結果を制限することを推奨します。たとえば、
rpm -qa | grep nvidia
ご使用のビデオカード用の最新のドライバをダウンロードするには、ビデオカード販売元のウェブサイトを参照してください。
http://support.amd.com/ja-jp/download を参照し、ご使用のオペレーティングシステムとビデオカードの種類に対応するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。
注 : AMD Catalyst™ または ATI Catalyst ビデオカードを使用している場合は、Catalyst ソフトウェアスイートをダウンロードします。
http://www.intel.com/p/ja_JP/support/graphics を参照し、ご使用のチップセットタイプに対するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。
Windows でチップセットタイプを調べる方法の詳細については、http://www.intel.com/support/chipsets/sb/cs-009245.htm を参照してください。
Linux でドライバソフトウェアを更新する方法の詳細については、http://www.intel.com/support/graphics/sb/cs-010512.htm を参照してください。
http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp を参照し、ご使用のオペレーティングシステムとビデオカードの種類に対するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。
Maple 2024 の Windows Network バージョンを起動する前に、以下の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムによって登録されます。
Maple 2024 を操作するには、Maple 2024 ライセンスファイルが必要です。Maple の旧バージョンのライセンスファイルは Maple 2024 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows ディレクトリには、Maple の実行に必要なライセンスマネージャデーモン (lmgrd および Maplelmg) のほか、FlexNet Publisher のインストールおよび設定に使用するユーティリティが含まれています。
Novell® サーバを使用する場合は、Novell ネットワーク を参照してください。
Windows ネットワークサーバ上でライセンスマネージャデーモンを設定し、起動するには次の手順を実行します。
サービス名 | サービスの名前を入力 (オプション) |
Path to the lmgrd.exe file | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\lmgrd.exe |
Path to the license file | C:\Program Files\Maple Network Tools\activate\Maple2024.lic |
Path to the debug log file デバッグログファイルを含むディレクトリへのパスを入力してください。このファイルは、自動生成されないため、自分で作成しなければなりません (下記の例では log.txt が自作ファイルです)。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\log.txt |
これで、Maple 2024 を使用することができます。
Maple とその関連製品を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple および関連製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
Windows Explorer を使用して、すべてのライセンスファイルを C:\Program Files\Maple Network Tools\activate などの共通ディレクトリに移動します。
サービス名 | サービスの名前を入力 (オプション) |
Path to the lmgrd.exe file | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\lmgrd.exe |
Path to the license file 注 : Path to the license file には最後にバックスラッシュを付けないものとします。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\activate |
Path to the debug log file デバッグログファイルを含むディレクトリへのパスを入力してください。このファイルは、自動生成されないため、自分で作成しなければなりません (下記の例では log.txt が自作ファイルです)。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\log.txt |
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
FlexNet Publisher は Novell や IPX/SPX 上では実行できません。Novell のみの環境のネットワークでライセンスマネージャをインストールするには、次の手順に従ってください。
macOS® 用の Maple 2024 のネットワーク版を起動する前に、次の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple Toolbox のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムによって登録されます。
Maple 2024 を操作するには、Maple 2024 ライセンスファイルが必要です。Maple の旧バージョンのライセンスファイルは Maple 2024 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
Maple 2024 を使えるようにするためには、ライセンスサーバを起動しなければなりません。root によって実行されるプロセスはすべてセキュリティーリスクであるため、lmgrd を root として走らせることは推奨しません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log &
ここで、license_file_path はネットワークライセンスファイルのフルパスとファイル名 (デフォルトは /Users/<username>/Maple Network Tools/activate/Maple2024.lic) で、debug_log は、デバッグ情報の書き込み先ファイル名。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
システムブートアップファイルでライセンスサーバを起動する際に問題が発生する場合は、http://www.flexerasoftware.jp/ を参照してください。
これで、Maple 2024 を使用することができます。
Maple とその関連製品を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple および関連製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
現在使われている FlexNet Publisher ユーティリティのインストール先に移動してください。Maple 2024 の場合、デフォルトの場所は /Users/<username>/Maple Network Tools/FLEXlm/11.13.1.2/ です。次のコマンドを入力してください。
./lmdown
Maple のネットワークライセンスファイルをすべて /Users/<username>/Maple Network Tools/activate にコピーしてください。
注 : ディレクトリのパスで、ライセンスファイルそのものを指すものではありません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log
ここで、license_file_path はライセンスファイルがあるディレクトリのフルパスで、debug_log はデバッグ情報の書き込み先ファイル名。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
Maple 2024 の Linux Network バージョンを起動する前に、次の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple Toolbox のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムによって登録されます。
Maple 2024 を操作するには、Maple 2024 ライセンスファイルが必要です。Maple の旧バージョンのライセンスファイルは Maple 2024 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
Maple 2024 を使えるようにするためには、ライセンスサーバを起動しなければなりません。root によって実行されるプロセスはすべてセキュリティーリスクであるため、lmgrd を root として走らせることは推奨しません。
C Shell の使用
ライセンスマネージャデーモン (lmgrd) を起動するには、プロンプトに対し次のコマンドを入力してください。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log & |
ここで、license_file_path はネットワークライセンスファイルのフルパスとファイル名 (デフォルトでは $HOME/Maple_Network_Tools/activate/Maple2024.lic) で、debug_log はデバッグ情報の書き込み先ファイル名。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
Korn Shell または Bourne Shell の使用
ライセンスマネージャデーモン (lmgrd) を起動するには、プロンプトに対し次のコマンドを入力してください。
nohup lmgrd -c license_file_path -l debug_log 2>&1 & |
起動時のデーモンの実行
起動時にデーモンを実行するようにするには、適宜ブートスクリプト (/etc/rc.boot、/etc/rc.local、/etc/rc2.d/Sxxxx など) に変更を加えます。たとえば、ブート起動スクリプトとして lmgrd を実行する場合、プロンプトに対し次の su コマンドを実行すれば、レギュラーユーザとして実行することができます。
su username -c \'umask 022; lmgrd_path -c license_file_path -l log_path\' |
ここで、username は特権のないユーザ、lmgrd_path は lmgrd ファイルへの正しいパス、license_file_path はネットワークライセンスへのフルパス (デフォルトでは $HOME/Maple_Network_Tools/activate/Maple2024.lic)、log_path はデバッグログファイルのパス。ネットワークライセンスファイルの名前は Maple2024.lic とすることを推奨します。
ライセンスサーバの起動に関するヘルプ
UNIX のシステムブートアップファイルからライセンスサーバを起動する際に問題が発生する場合は、http://www.flexerasoftware.jp/ を参照してください。
これで、Maple 2024 を使用することができます。
Maple とその関連製品を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple および関連製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
現在使われている FlexNet Publisher ユーティリティのインストール先に移動してください。Maple 2024 の場合、デフォルトの場所は /usr/local/Maple_Network_Tools/FLEXlm/11.13.1.2/ です。次のコマンドを入力してください。
./lmdown |
Maple のネットワークライセンスファイルをすべて 1 つのフォルダ (例 : $HOME/Maple_Network_Tools/activate) にコピーしてください。
注 : ディレクトリのパスで、ライセンスファイルそのものを指すものではありません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log
ここで、license_file_path はライセンスファイルがあるディレクトリのフルパスで、debug_log はデバッグ情報の書き込み先ファイル名。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
指定ネットワークユーザは、各自のクライアントマシン上で Maple を実行させます。クライアントマシンはネットワークを介してライセンスサーバに接続します。ネットワークの指定ユーザのライセンシングオプションは、システム管理者が、Maple を実行させることができるユーザまたはクライアントマシンを厳格に管理することを可能にします。
Maple Network Tools をインストールすると、オプションファイル (.opt) が $Maple Network Tools/activate ディレクトリに自動的に生成されます。
注 : デフォルトでは、ベンダーデーモンは、ライセンスサーバマネージャが使うライセンスファイルと同じディレクトリ内でオプションファイル (maplelmg.opt) を探します。
指定ネットワークユーザライセンシングを設定するには、次の手順に従ってください。
オプションファイルを手動で編集するには、次の手順に従ってください。
INCLUDE Maple USER User1
INCLUDE Maple USER User2
INCLUDE Maple USER User3
INCLUDE Maple USER User4
Maple 2024には、ワークシートインターフェース(グラフィカルユーザーインターフェース)と、コマンドライン(テキストベース)インターフェースが用意されています。
標準ワークシート Maple は、ドキュメントモードまたはワークシートモードのいずれかで起動することができます。
ドキュメントモードでは、問題をすぐに解くことができ、文法や Maple コマンドが必要ありません。テキストと数式を自由に組み合わせて、プレゼンテーション品質の数学ドキュメントを生成できます。
ワークシートモードは多くの Maple ユーザになじみのあるモードです。入力プロンプトにコマンドを入力して結果を得ます。Maple 2024 の新しい機能を使用して、ワークシートをプレゼンテーション品質のドキュメントに整形することもできます。
Windows で標準ワークシート Maple 2024 を起動するには、以下の手順を実行します。
macOS で標準ワークシート Maple 2024 を起動するには、以下の手順を実行します。
Maple のコマンドラインバージョンのユーザインターフェースはテキストベースです。Maple のコマンドラインバージョンでは、数学エンジンに全面的にアクセスすることができ、必要なシステムリソースが少なくてすみます。詳細は、Maple 2024 フォルダにある readme.txt ファイルの「Command-line Maple」のセクションを参照してください。
Windows 版 Maple 2024 には、Microsoft Excel 2010/2013/2016 のアドインが用意されています。詳細は、Maple ヘルプシステムの Excel のヘルプページを参照してください。
標準ワークシートインターフェースから、ユーザマニュアルの電子版にアクセスできます。
ご使用の環境に合わせて Maple を設定することができます。
Windows 版の Maple では、Maple 2024 のショートカットを作成して別のディレクトリを割り当てることで、作業ディレクトリを変更できます。
作業ディレクトリを変更するには、以下の手順を実行します。
起動時に、Maple は現在の作業ディレクトリ内でカスタム初期化ファイルを検索します。ファイルが見つかると検索が終了します。詳細は、コマンドの自動実行方法 を参照してください。
起動時に自動で一連のコマンドを自動するように Maple を設定することができます。このアプローチは、Digits や Order などのグローバル変数の設定に特に役立ちます。このためには、Maple 初期化ファイルを作成します。詳細は、Maple ヘルプシステムの ?worksheet/reference/initialization を参照してください。
標準ワークシートインターフェースは、Maple 2024 インストールの ini ファイル launch.ini (bin.X86_64_WINDOWS または bin.win サブフォルダのいずれかにある) を読み込みます (このファイルが存在する場合)。認識される指示は次のとおりです(コメントを含めるには、行の先頭にシャープ記号 (#) を指定します。シャープ記号の前に空白文字を入れないでください)。
# set maximum Java heap size maxheap=700m # additional args to pass to Java java_args=-Dfoo -Dbar # additional args to pass to Maple maple_args=-q # popup dialog showing the startup command (for debugging) showcmd=true # enable the Java access bridge (accessibility) jaccess=true # disable directX java2d_nodraw=true # set default language language=Fr # set default browser browser="c:/Netscape" |
注 : ランチャーで最適な値が使用されます。
MATLAB® は汎用的な科学技術計算を行うための対話型プログラミング言語です。Windows、macOS、およびほとんどの Linux プラットフォームでは、MATLAB® 2023a or 2023b がイントールされている場合、MATLAB® と Maple のあいだのリンクを有効化できます。詳細は、Maple ヘルプシステムの ?Matlab/setup を参照してください。
バージョン | CPU | 推奨 RAM | ハードディスク |
Windows Server 2019 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon、Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows 10 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon、Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows 11 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon、Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows Server 2022 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon、Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
ベンダー | CPU | オペレーティングシステム | バージョン | 推奨 RAM | ハードディスク |
Apple | 64 ビット Intel | macOS | 11、12, 13 | 4 GB | 10 GB |
Apple | ARM64 | macOS | 11、12, 13 | 4 GB | 10 GB |
ベンダー | オペレーティングシステムバージョン | CPU | 推奨 RAM | ハードディスク | 追加必要パッケージ |
Red Hat Enterprise Linux | 8、9 | Intel 64 または AMD X86_64 | 4 GB | 10 GB | redhat-lsb |
SUSE Linux Enterprise Desktop | 15 | Intel 64 または AMD X86_64 | 4 GB | 10 GB | lsb |
Ubuntu | 22.04 LTS、22.10 | Intel 64 または AMD X86_64 | 4 GB | 10 GB | lsb-base, lsb-core |
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