このインストールガイドには、Maple Flow™のインストール方法が記載されています。
Windows® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常、メールで送られます。
Windows オペレーティングシステムに Maple Flow 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2024.1WindowsX64Installer.exe をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2024 がインストールされました。
macOS® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常、メールで送られます。
macOS オペレーティングシステムに Maple Flow 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2024.1MacInstaller.dmg ファイルをダブルクリックし、次に MapleFlow2024.1MacInstaller.app をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2024 がインストールされました。
Maple Flow 2024 を起動するには、Maple Flow 2024 のライセンスファイルが必要です。それより前のバージョンの Maple Flow のライセンスファイルでは Maple Flow 2024 は動作しません。ライセンスファイルを取得するには、シングルユーザバージョンの Maple Flow 2024 のアクティベーションを実行する必要があります。シングルユーザ用のインストーラを実行している場合は、インストール中にアクティベーションを行うことができます。インストール中に行わなかった場合は、次の手順でアクティベーションを実行します。
Maple Flow 2024 ライセンスファイル (license.dat) はユーザの Maple Flow 2024 インストールのライセンスフォルダに保存されます。アクティベーションで問題が発生した場合は、FAQ ページ https://faq.maplesoft.com を参照してください。
Windows® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
ネットワークライセンスを用いて Windows オペレーティングシステムに Maple Flow 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2024.1WindowsX64Installer.exe をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2024 がインストールされました。
macOS® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
macOS オペレーティングシステムに Maple Flow 2024 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2024.1MacInstaller.dmg ファイルをダブルクリックし、次に MapleFlow2024.1MacInstaller.app をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2024 がインストールされました。
Maple Flow のネットワークバージョンをサイレントインストールすることができます。Maple Flow のサイレントインストールを実行するには、次の 2 つの方法があります。
サイレントインストールは、コマンドラインで直接インストールオプションを指定することで、オプションファイルを使用することなく実行することができます。この方法でサイレントインストールを実行するには、以下の手順に従ってください。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
installdir=C:\Program Files\Maple Flow 2024
defaultapp=1
desktopshortcut=1
shortcutname=Maple Flow 2024
configureMATLAB=0
matlabpath=""
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : MapleFlow2024.1WindowsX64Installer.exe ファイルが存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : MapleFlow2024.1MacInstaller.appファイルが存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
オプション名 | 説明 | 設定可能な値 | デフォルト値 | 利用可能なプラットフォーム |
help | 有効なオプションのリストの表示 |
|
|
|
version | 製品情報の表示 |
|
|
|
unattendedmodeui | 無人モードの UI | none minimal minimalWithDialogs | none |
|
optionfile | オプションファイルの名前 | 文字列 |
| Mac; Windows |
debuglevel | デバッグ情報の詳細レベル | 0 1 2 3 4 | 2 |
|
mode | インストールモード | win32; unattended | win32 | Windows |
debugtrace | デバッグトレース | 文字列 |
|
|
installer-language |
| en ja | en | Mac; Windows |
installdir | インストールディレクトリ | 文字列 | C:\Program Files\Maple Flow 2024 | Windows |
upgradeOrReinstall | この場所に、現在 Maple Flow 2024 がインストールされていることが確認されています。インストールのアップグレードを行うか、再インストールする前に古いインストールのアンインストールを行うかを選択してください。[戻る] ボタンをクリックして、新しい Maple Flow のインストールパス名を選択することもできます。 | upgrade; reinstall |
| Mac; Windows |
shortcutname | デスクトップ上のショートカット名 | 文字列 |
| Windows |
defaultapp | Maple Flow 2024 を Maple Flow ファイルのデフォルトアプリケーションにする | 0 or 1 | 1 | Windows |
desktopshortcut | デスクトップにショートカットを作成 | 0 or 1 | 1 | Mac; Windows |
licenseType | ライセンスの形態 | single; network | single | Mac; Windows |
singleOrRedundant | 単一またはリダンダントサーバ設定 | single redundant | single | Mac; Windows |
serverName | ライセンスサーバ名 | 文字列 |
| Mac; Windows |
portNumber | ライセンスサーバ上で使用するポート番号 | 数値 | 27000 | Mac; Windows |
serverName1 | ライセンスサーバ 1 の名前 | 文字列 |
| Mac; Windows |
portNumber1 | ライセンスサーバ 1 上で使用するポート番号 | 数値 | 27000 | Mac; Windows |
serverName2 | ライセンスサーバ 2 の名前 | 文字列 |
| Mac; Windows |
portNumber2 | ライセンスサーバ 2 上で使用するポート番号 | 数値 | 27001 | Mac; Windows |
serverName3 | ライセンスサーバ 3 の名前 | 文字列 |
| Mac; Windows |
portNumber3 | ライセンスサーバ 3 上で使用するポート番号 | 数値 | 27002 | Mac; Windows |
enableUpdates | インストール後に、定期的に Maple Flow 2024 のアップデートを確認する | 0 1 | 1 | Mac; Windows |
checkForUpdatesNow | すぐにアップデートを確認する | 0 1 | 1 | Mac; Windows |
proxyServer | プロキシサーバ名。システムのプロキシサーバを使用するときは、空白のままにしてください。 | 文字列 |
| Mac; Windows |
proxyPort | プロキシサーバ上で使用するポート番号。システムのプロキシポートを使用するときは、空白のままにしてください。 | 数値 |
| Mac; Windows |
proxyUsername | プロキシサーバのユーザ名 (必要な場合) | 文字列 |
| Mac; Windows |
proxyPassword | プロキシサーバのパスワード (必要な場合) | 文字列 |
| Mac; Windows |
<Maple Flow Install Folder>/uninstall/uninstall --mode unattended
Maple Flow 2024 においてグラフィックスの性能を最適化するには、使用しているビデオカードの最新のドライバソフトウェアをインストールすることを強く推奨します。Maple Flow 2024 を使用する前に、このセクションの手順に従ってビデオカードのドライバソフトウェアを確認し、必要であればアップグレードしてください。
最新のドライバがインストールされていることをウィザードが検知したら、[完了] をクリックしてウィザードを閉じてください。お使いのコンピュータは Maple Flow 2024 のグラフィックスを表示できるように設定されています。
インストールされているドライバよりも新しいものが提供されていることをウィザードが示したら、画面の指示に従ってアップデートをインストールしてください。
[Software Update] ウィンドウにビデオカードの更新用ドライバソフトウェアが表示されていなければ、コンピュータに最新のバージョンがインストールされています。お使いのコンピュータは Maple Flow 2024 のグラフィックスを表示できるように設定されています。
更新用ドライバソフトウェアが表示されているときは、それを選択し、[インストール] をクリックしてください。画面の指示に従って、インストールを完了してください。
ご使用のビデオカード用の最新のドライバをダウンロードするには、ビデオカード販売元のウェブサイトを参照してください。
http://support.amd.com/us/gpudownload/Pages/index.aspx を参照し、ご使用のオペレーティングシステムとビデオカードの種類に対応するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。 注 : AMD Catalyst™ または ATI Catalyst ビデオカードを使用している場合は、Catalyst ソフトウェアスイートをダウンロードします。
http://www.intel.com/support/graphics/ を参照し、ご使用のチップセットタイプに対するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。
Windows でチップセットタイプを調べる方法の詳細については、http://www.intel.com/support/chipsets/sb/cs-009245.htm を参照してください。
http://www.nvidia.com/Download/index.aspx を参照し、ご使用のオペレーティングシステムとビデオカードの種類に対するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。
Maple Flow 2024 の Windows Network バージョンを起動する前に、以下の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple Flow とその他の Maplesoft 製品のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムで登録されます。
Maple Flow 2024 を操作するには、Maple Flow 2024 ライセンスファイルが必要です。Maple Flow の旧バージョンのライセンスファイルは Maple Flow 2024 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows ディレクトリには、Maple Flow の実行に必要なライセンスマネージャデーモン (lmgrd および maplelmg) のほか、FlexNet Publisher のインストールおよび設定に使用するユーティリティが含まれています。
Novell® サーバを使用する場合は、Novell ネットワーク を参照してください。
Windows ネットワークサーバ上でライセンスマネージャデーモンを設定し、起動するには次の手順を実行します。
サービス名 | サービスの名前を入力 (オプション) |
Path to the lmgrd.exe file | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\lmgrd.exe |
Path to the license file | C:\Program Files\Maple Network Tools\activate\MapleFlow2024.lic |
Path to the debug log file デバッグログファイルのあるディレクトリへのパスを入力します。このファイルは、自動生成されないため、手動で作成しなければなりません (次の例では log.txt が自作ファイルです)。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\log.txt |
これで、Maple Flow 2024 を使用することができます。
複数の Maplesoft 製品 (Maple Flow を含む) を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple 製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
Windows Explorer を使用して、すべてのライセンスファイルを C:¥Program Files¥Maple Network Tools¥activate などの共通ディレクトリに移動します。
サービス名 | サービスの名前を入力 (オプション) |
Path to the lmgrd.exe file | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\lmgrd.exe |
Path to the license file 注 : Path to the license file には最後にバックスラッシュを付けないものとします。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\activate |
Path to the debug log file デバッグログファイルのあるディレクトリへのパスを入力します。このファイルは、自動生成されないため、手動で作成しなければなりません (次の例では log.txt が自作ファイルです)。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\log.txt |
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
FlexNet Publisher は Novell や IPX/SPX 上では実行できません。Novell のみの環境のネットワークでライセンスマネージャをインストールするには、次の手順に従ってください。
macOS® 用の Maple Flow 2024 のネットワーク版を起動する前に、次の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple Flow とその他の Maplesoft 製品のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムで登録されます。
Maple Flow 2024 を操作するには、Maple Flow 2024 ライセンスファイルが必要です。Maple Flow の旧バージョンのライセンスファイルは Maple Flow 2024 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
Maple Flow 2024 を使えるようにするためには、ライセンスサーバを起動しなければなりません。root によって実行されるプロセスはすべてセキュリティーリスクであるため、lmgrd を root として走らせることは推奨しません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log &
ここで、license_file_path はネットワークライセンスファイルのフルパスとファイル名 (デフォルトでは、 ¥Users¥<username>¥Maple Network Tools¥activate¥MapleFlow2024.lic) で、debug_log は、デバッグ情報の書き込み先ファイル名です。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
システムブートアップファイルでライセンスサーバを起動する際に問題が発生する場合は、http://www.flexerasoftware.jp/ を参照してください。
これで、Maple Flow 2024 を使用することができます。
複数の Maplesoft 製品 (Maple Flow を含む) を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple 製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
現在使われている FlexNet Publisher ユーティリティのインストール先に移動してください。Maple Flow 2024 の場合、デフォルトの場所は ¥Users¥<username>¥Maple Network Tools¥FLEXlm¥11.13.1.2¥ です。次のコマンドを入力してください。
./lmdown
Maple Flow のネットワークライセンスファイルをすべて ¥Users¥<username>¥Maple_Network_Tools¥activate にコピーしてください。
注 : ディレクトリのパスで、ライセンスファイルそのものを指すものではありません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log
ここで license_file_path は、ライセンスファイルがあるディレクトリのフルパスで、debug_log はデバッグ情報の書き込み先ファイル名です。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
指定ネットワークユーザは、各自のクライアントマシン上で Maple Flow を実行させます。クライアントマシンはネットワークを介してライセンスサーバに接続します。ネットワークの指定ユーザのライセンシングオプションは、システム管理者が、Maple Flow を実行できるユーザまたはクライアントマシンを厳格に管理することができます。
Maple Network Tools をインストールすると、オプションファイル (.opt) が $Maple Network Tools¥activate ディレクトリに自動的に生成されます。
注 : デフォルトでは、ベンダーデーモンは、ライセンスサーバマネージャが使うライセンスファイルと同じディレクトリ内でオプションファイル (maplelmg.opt) を探します。
指定ネットワークユーザライセンシングを設定するには、次の手順に従ってください。
オプションファイルを手動で編集するには、次の手順に従ってください。
INCLUDE MapleFlow USER User1
INCLUDE MapleFlow USER User2
INCLUDE MapleFlow USER User3
INCLUDE MapleFlow USER User4
Maple Flow 2024 を起動すると、スタートページから「チュートリアル」にアクセスできます。
Maple Flow ユーザマニュアルから、さらに詳しい情報を確認できます。
バージョン | CPU | 推奨 RAM | ハードディスク |
Windows Server 2016 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows 10 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows 11 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows Server 2019 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
ベンダー | CPU | オペレーティングシステム | バージョン | 推奨 RAM | ハードディスク |
Apple | 64 ビット Intel | macOS | 10.15、11、12 | 4 GB | 10 GB |
Apple | ARM64 | macOS | 11、12 | 4 GB | 10 GB |
注 : Maple は、ライセンスマネージャとして Flexera Software Corporation の FlexNet Publisher を使用しています。このドキュメントには、標準的な Maple インストールに必要な情報がすべて記載されています。詳細は、FlexNet Publisher のドキュメント http://www.flexerasoftware.jp/ を参照してください。
Maple、Maple Flow, Maplesoft、Waterloo Maple は、Waterloo Maple Inc. の商標です。
Intel は、Intel Corporation の登録商標です。
Microsoft、Windows、Windows Server、Excel、Internet Explorer は、Microsoft Corporation の登録商標です。
macOS は Apple Computer, Inc. の登録商標です。
NVIDIA は NVIDIA Corporation の登録商標です。
AMD、ATI、AMD Catalyst、および Catalyst は Advanced Micro Devices, Inc. の商標または登録商標です。
Java と JRE は Oracle およびその関連企業の登録商標です。
FLEXlm および FlexNet は Flexera Software Corporation の登録商標です。
Watcom は Sybase, Inc. の商標です。
その他あらゆるブランド名および製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。